古備前の茶碗です。高台までしっかりとした物は数が少ないと思います。景色こそ派手さはありませんが古備前特有の土味は充分に楽しめる物と思います。縁に極小さな窯傷が有りますが無傷として良い状態です。桂又三郎の鑑定書があります。よく桂さんが贋物まで箱書きしているという話を耳にしますが、実際のところは箱書きの偽物が多いためで、実際の人物は古備前研究の第一人者の大変立派な方だったと氏を直接知る大先輩が申しておりました。高台横に2種類の窯印が確認できます。桃山でもよいように思いますが氏の鑑定通り江戸初期とします。箱の蓋裏には別の方の箱書きがあります。お茶を美味しく飲ませるための工夫がしっかりとなされている貴重な古備前茶碗を特別出品です。箱あり。・口径12.5〜12.6センチ・高さ5.7〜5.9センチ・江戸初期 ※新規の方、評価の悪い方の入札は取り消す場合があります。商品到着後は速やかに取引ナビの受取連絡を入れて下さい。※金曜中に数点追加出品いたします。