写真で全て伝えるのは困難ですが、まず姿が独特で、鉄質、地金の働きもよく見え目立つ欠点のない素晴らしいなんとも言えない姿で、一般的には姿が取れていないと思われてしまいますが、元重約8.7ミリと鎧通しのような分厚さ。恐らく武士の注文打ちと思われます。波紋も破綻なく姿が教科書通りなら保存止まりではなかったかもしれません。この姿を気に入ってくださる方に所持して欲しい御刀です。

目貫は少し変わっていて、石灯籠に鶏と、それを振り返り見る僧侶の図となります。
スッキリとしたシンプルな合口短刀拵
刀袋と撮影時に使っている小さな刀枕もおつけします。


日刀保鑑定書 令和三年八月
銘 寿命 じゅみょう としなが
新々刀
刃渡り約21.5センチ
目釘穴 一
元重 約8.7ミリ
先重 約5.5ミリ

元幅 約28ミリ
先幅 約18ミリ

総重量 約294グラム（2022年 3月 5日 15時 59分 追加）



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